ほぼ恒例となってしまったような終わったイベントのはなしですが
2月7日に地元のイベントに参加してまいりました。
その名も「讃岐国府まつり」という坂出市が主催したイベントです。
自宅から徒歩圏内の近所でのイベントでしたので、ちょうどお休みだったこともあり、武田は家族で参加してきました!
今回は「開法寺(かいほうじ)」跡発掘調査の現地説明会があり、思った以上に大勢の人が参加している姿が見えました。天気も良く、コートなしでも寒くない日和。
遠くからでも分かる人の多さ…。
受付をし、ちゃんと検温。参加者の住所も記入し、万全の対策を取られていました。それにしてもこんなに人がいるとは思いもよらず…。
ブルーシートのあたりが発掘したところで、色々解説をしてくれていましたよ。
ここで少し「開法寺」とは何ぞや?という説明を。
坂出市府中町(←武田の地元です)には「古いお寺(開法寺)があった」というざっくりとした認識だけはあったそうなのですが、昭和45年に発掘調査を行ったところ、塔の柱を支えた礎石が発見された事で、実証されたこととなり、これが香川県の指定史跡として保護されました。
開法寺は出土した瓦の年代が7世紀後半~8世紀初頭と「白鳳時代」に創建された可能性が高く、県内でも最古クラスの古代寺院であり、平安時代ごろまで機能していたと考えられています。
以前ブログでも書いた讃岐国府の国司として赴任した「菅原道真」も漢詩集に「開法寺は府衛の西にあり」と記しているそうで、国府との深い関係性が想像できます。
坂出市は平成28年より継続的に発掘調査を進めており、これまで回廊跡とみられる遺構や2棟の大型建物跡が確認され、開法寺の伽藍配置が見えてきているのです。
なんだかいつもの地元が熱い…!!
が、実は遅刻してこの話は最初から聞けなかった武田…すみません…。
個人的には興味あったので残念。資料だけたくさん頂戴してきました。
説明会の参加はあきらめ、メインイベント?であるウォークラリーに参加。
発掘調査説明会会場を臨みつつ、ウォークラリー。先着200名には記念品をプレゼント♪というおまけ目当てです。
いかにのどかな所か分かって頂けると思います。
ウォークラリーについては後半に続きます。