それは8月27日朝6時半のこと。大雨でした。
その日は朝9時から幼稚園のイベントで「親子カヌー教室」が開催される予定でしたが、屋外イベントのため雨の場合は中止と聞いていました。ほかのお母さんたちとも「中止だろうね」というLINEをしつつ、娘がパンをかじる姿をよそ眼に洗濯機のスイッチをON。おかあさんといっしょを眺めつつ携帯をふと見ると「研修センターの見学で保護者同伴マスト」というまさかの事態に!しかも、雨が止めばカヌーに乗るという強硬に近いプランでの参加。
慌ててナビをセットして向かった先は「坂出市カヌー研修センター」です。
坂出市が誇る?府中ダムです。
※画像は坂出市観光協会からお借りしました。
この写真の奥側というか北側のところに「坂出市カヌー研修センター」という場所があり、そこで現地集合でした。小雨がぱらつく中子供たちと親、そして幼稚園の先生方も集合し、研修センターの見学に向かいました。
曇ってますね…府中湖湖面より。どうやって撮影したかはまた後程。
ここの研修センターが思っていた以上にすごかったです。この写真の向かって左側がトレーニングセンターだったのですが、この8月5日に落成式を迎えたばかりというキレイな建物!
窓一面がガラス張りで、府中湖の湖面を眺めながらのトレーニングが可能です。曇っていも良い景色でした。晴れていればきっと絶景!一般的なジムにあるような器械がずらりでしたが、特にカヌー競技に特化したトレーニングマシンが揃えられておりました。
トレーニングマシンは一般の人も使えるそうです。
※ちなみに案内してくれたのは背筋を鍛えるイケメンのカヌー選手、明石さん(逆光ですみません)。そしてそれを見守る園児たち(この4名が全校生徒という素敵な田舎の幼稚園です)。
園児にかかれば、腹筋を鍛えるこの器械も滑り台と化していました。子供たちはやりたい放題でした。
そうこうしていると気が付けば雨がやんでおり、とうとうカヌーに乗ることになりました。生まれて初めて乗るカヌー!ほどよく曇っているために紫外線も怖くない!意気揚々と救命胴衣をつけてパドルの使い方を教わっていると、「怖いから絶対に乗りたくない」という娘の一声が…。
…え……
…こんな感じで皆楽しそうにカヌーに乗っておられました。
桟橋で見守る武田親子…。今日は一体…と思っていると
「監視のボートを出すから乗りましょう!」という明石選手から心もイケメンな一言が…!!
それすら乗りたくないと娘は号泣していましたが、乗せてしばらくすると思ったほどではないと思ったのか、すぐに泣き止んで景色を楽しんでいました。ある意味なんてラクチンな…手で漕がずして私も府中ダムクルーズを満喫してきました。さっきの研修センターの写真もボート上からパチリでした。
このアーチ状の形をした橋は通称「亀橋」といいます。一番最初の写真の北側にある橋です(こちらは一般道)。亀の甲羅みたいな形ですね。ちなみにもう一つの橋は「鶴橋」と言いまして、こちらは高速道路です。二つ合わせて「鶴亀橋」という愛称となっています。
少ししか映っていませんが、この橋が鶴の方です。
これは監視ボートとカヌーを連結させて、皆でクルーズを楽しんでいるところですね。ちなみにウチの娘は…
泣いていた姿はどこへやら。まぁ、楽しんでいたようで良かったです。
12時頃に終了し、ほどよい疲労感で帰宅しました。が、帰ってきて思い出したのが朝スイッチを入れた洗濯機!2時間以上前に終了したであろう洗濯物がしわしわになっており、急いで室内に干しました…。なんだか疲れた午前中でした。
ということで?府中ダムのカヌー競技は実は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前トレーニングのキャンプ場にも指定されているという何気にすごい場所なんです!ハンガリーの選手も今後来る予定になっているということで、横断幕も作られていました。週末も大会など行事が盛りだくさんです。興味がある方はちょっとドライブがてら府中ダムを覗いてみください。
残念ながらカヌー体験は開催されておりません…ご了承ください…。