みなさまこんにちはムラカワです。
香川県・岡山県では3年に一度「瀬戸内国際芸術祭」が開催されています。
高松のスタッフにも直島に足を運び、お客様のインフォメーションに役立ててもらおうと6・7月に直島へのアートツアー研修を実施しました。
個人的にも大好きな分野なだけに、スケジュールを組むにも熱が入ってしまい、「本当にこの行程をこなせるのか…?」と不安になったのでムラカワも1日かけて直島を巡ってまいりました。
まずはホテルの2階から連絡通路を渡り、フェリー乗り場へ向かいます。
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フェリーと高速艇はのりばが違うので、気をつけましょう。
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あいかわらずどん曇りの神に愛されたムラカワ。
これでも朝はどしゃ降りだったんですよ~
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たくさんのお客様を乗せて出発です!行きは約50分ほどの船旅です。
直島、近づいてきましたよ~
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上陸です。バス乗り場はフェリーを降りて向かって右側にあります。
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下船の際はフェリーの右側に並ぶことをオススメします。(ムラカワは左に並んでしまいました…)
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ほどなくして町営の循環バスが到着です。1回100円で乗れますよ。
島の道が細いため、バスも中型くらいの大きさです。
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バスからは草間彌生さんの作品も見えたり、アートの島に来たなぁと期待がふくらみます。町営バスからベネッセアートサイトのシャトルバス(無料)に乗り換え、最初の目的地「地中美術館」に到着です。宮浦港からバスで約30分くらいの道のりでした。
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ここで大切なお知らせです。
地中美術館は予約制になっています。当日空きがあれば入場できるそうですが、Webからの予約を必ずしてくださいね。
チケットセンターで入場手続きを済ませたら、歩いて5分くらいのところに美術館の入り口が見えてきます。
行く途中の睡蓮の池もとっても素敵でした。
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美術館の中は写真撮影はできません。お気を付けください。
この美術館は「地中美術館」とだけあけあって、本当に土の中にあるんです!山だった土地の土砂をいったん取り除き、安藤忠雄氏によるコンクリートの建物を作り、また埋め戻すという大変手の込んだ造りになっています。
中に入るとひんやりして薄暗く、自然の光が優しく迎えてくれます。建物を含むすべてが「作品」なので、上下左右見どころはいっぱいです。
作品の詳細はこちらをご覧下さい。
http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
じっくり作品を鑑賞した後は、カフェスペースでランチを楽しみました。
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サーモンのベーグルサンドはモチモチでとってもおいしかったです。
集中して鑑賞したあとの瀬戸内海の景色は和みますね
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おなかいっぱいになった後は次の目的地「李禹煥美術館」(リー・ウーファン美術館)へ向かいます。シャトルバスでも行けるのですが、美術館の方に尋ねるとくだり坂を歩いて10分くらいとのことでしたので、歩くことに。
猫さんも歩いていました。
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到着です。
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いきなり圧倒の「柱の広場」が登場です。
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石と鉄板とコンクリート。ここに置かれるのがこの石の運命だったのかなと思えるほどしっくりきていて、研ぎ澄まされた空間と直島の自然が本当に素晴らしかったです。
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李禹煥美術館の詳細はこちら。入り口でブックレットを貸してくれるので、読みながら鑑賞するのも楽しいですよ。
http://benesse-artsite.jp/art/lee-ufan.html
続いてバスで移動して「ANDO MUSEUM」へ行きました。
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外は古民家ですが、中は安藤忠雄氏の世界!地中美術館ができるまでの様子やスケッチ、関西にある「光の教会」のミニチュアなど見どころがたくさんでした。
詳細はこちら。
http://benesse-artsite.jp/art/ando-museum.html
そして宮浦港にバスで戻り、最後の目的地、直島銭湯「I ♡湯」へ向かいます。
ほそーい小路の中を通り…
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突然現れました!
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金魚がいました。かわいいです。
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外観もおもしろいですよ。
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せっかくなので入ってきました。
中はムーディーな音楽が流れ、大きな象さんがいたり、世界中探してもこんな銭湯は他にありませんね。直島は奥が深いです。
直島銭湯「I ♡湯」の詳細はこちら。
http://benesse-artsite.jp/art/naoshimasento.html
帰りのフェリーが17時。銭湯を出たのが16時30分くらいで、なんとかミッションをすべてクリアすることができました!
湯上りに売店で購入した塩アイスが美味しかった~
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帰りは約60分かかって高松に到着です。
ただいま!
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ここで直島に行く際のアドバイスをいくつかご紹介します
・バスや船の時間は常に確認しておきましょう
・お手洗いが少ないので、見つけたら行く!ぐらいの気持ちで
・作品によっては靴を脱ぐことがあるので脱ぎやすい靴がおすすめです
・コンクリートの通路も多いので歩きやすく、靴音の出ないものをはきましょう
・食事をする場所が限られているので、場所や営業時間を確認しましょう
・バスを利用する際は100円硬貨を多めに準備しておきましょう
皆さんも機会がありましたら、ぜひ直島へ訪れてみて下さいね!
お待ちしております
ムラカワ