宇和島の鯛めし

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

連休は楽しくお過ごしになられましたでしょうか。

ムラカワは特に旅行などは行かなかったのですが、

家族に内緒でおいしいものを食べてきました~

それがタイトルにもありますように、「宇和島の鯛めし」です!

鯛めしといえば土鍋にお米と鯛を丸ごと入れて炊き上げるものが

一般的ですが、宇和島版はそれとはまったく異なる食べ物なのです。

2月にクレメント宇和島に撮影に行った際に「きさいや広場」で

この鯛めしを食べてからすっかりハマってしまい、また食べたいな~

と思っていたところ、高松で鯛めしを食べられるお店を発見いたしました!

しかもホテルのすぐ前にありました。

お店の名前は「海おやじサンポート店」。マリタイムプラザというビルの3階に

あります。ホテルの2階から連絡通路でつながっており、アクセスもとっても便利です。

気になる宇和島の鯛めしがこちらです。

一見、お刺身定食に見えなくはないですが、中央にあるタレがとっても重要。

しゅうゆダレに卵の黄身が入っており、よく混ぜて鯛を加え、ほかほかのごはんに鯛をタレごとかけていただきます。

プリプリの鯛のお刺身と卵の黄身でまろやかになったしょうゆダレが最高に

マッチして、本当にほんとう~においしいんです!

もとは伊予水軍が船の上で食べたとされる海賊料理だそうです。

先人の知恵に感謝ですね~

 

ちなみにJRホテルクレメント宇和島では鯛めしの他に郷土料理をふんだんに

取り入れた会席料理もご用意しておりますので、ぜひお越し下さいませ。

https://www.jrclement.co.jp/uwajima/restaurant/#rest_fair

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

霧の高松

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

今日から五月ですね。与謝野晶子さんの「五月礼賛」という作品の

出だしが「五月は好い月花の月~」とありますが、高松の五月は

霧からスタートです。

今朝の高松は駅から会社(ホテル)が見えないくらいの濃霧でした。

駅を出ると一面真っ白。とってもモイスチャー。

のどに優しい世界が広がっております。

高松は海に近い街のため、時々こうした濃霧が現れます。

こうなるとフェリーも運行停止になることもしばしば。

 

高松駅もなんだか幻想的な感じのほほえみに。

午前中には霧も晴れるかと思いますが、高松の皆様、車の運転には

お気を付け下さいね。

えびねの謎が解けました

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

今回はホテルとはまったく関係のないお話で恐縮なのですが…

皆様は「えびね」ってご存知でしょうか。

恥ずかしながらムラカワ、「えびね」という単語は知っていたのですが、

それが何かをまったく知らないまま今日まで生きて来てしまいました。

本日はその謎が解けてあまりにもうれしかったので、皆様にも

「えびね」を知っていただきたいな~というかなり押し付けがましい

記事になっております。

事の始まりは数日前。ムラカワの職場の入り口に以前から小さくてかわいらしい

花が活けられておりました。ふとしみじみ見てみると、花の形がとっても

繊細で蘭のような姿をしています。蘭といえば胡蝶蘭のように大きくて華やかな

ものというイメージしかなく、さらに凝視していると同じ事務所のなかよしの

おじさま(前述の防災センターのおじさまとは別人)が持ってきてくれた

ものらしく、「それね、えびねなんよ~」とひとこと。

「えっ、これがえびね!?これが…!!」土曜日の午後、人もまばらな

オフィスで一人衝撃を受け絶句するムラカワ。

勝手に「えびね」は「えびいも」みたいにおいしい食べ物か何かと

思い込んでおりましたので蘭の仲間と知り、心底感動した次第です。

自分の無知をさらけ出すようでお恥ずかしい限りですが、気になった事は

その都度、誰かに聞いたり、辞書を引くなり、ググるなり、何か

アクションを起こすとまた新しい扉が開くものなんですね。

聞けばそのおじさまは趣味で蘭をたくさん育てているらしく、その後

えびねについて色々と教えて下さいました。蘭、奥がとても深そう。

20年来の間違いを正す事ができ、とても有意義な一日になりました。

皆様も気になった言葉があれば、ぜひ調べてみて下さいね。知識が増えて行く

ことはとても楽しくて豊かなことなんだなと思います。

ちなみに、本日ムラカワが調べた言葉は「ハイエンド」です。

現場からは以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

永年勤続者表彰

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

先日JRホテルクレメント高松とJRホテルクレメント徳島におきまして

平成30年度永年勤続者表彰式が行われました。

JR四国ホテルズが発足して以来、今回が初の表彰式です。

実はムラカワも勤続17年になるので、高松での表彰式に参加してきました。

今回はホテルが統合される前から各ホテルで15年以上勤続されている社員が

対象です。一番長い方で26年になり、高松と徳島、宇和島のホテルを合わせると

合計で63名の社員が表彰されました。

入社式以来の久々の式典に出席されるみなさん。

仕事柄たくさんの式典に関わる事はあっても、お祝いされる側になる事は

意外と少ないもので、なんとも新鮮な感じがしました。

会場の平均年齢かなり高めです(笑)

社長より祝辞をいただき、代表して社員が答辞を述べます。

皆さん知った顔ばかりなのでとてもアットホームな雰囲気でした。

式典終了後は、出席者全員で懇親会も行われました。

長きに渡り、会社を支えて下さったみなさん。ホテル開業時から勤続されている

方もたくさんいます。式典に参加してしみじみと入社した時の期待や不安

でいっぱいな気持ちを思い出すことができました。気持ちも新たに明日から

またお仕事がんばらねば~と思った一日でした。

 

 

デフォルト状態

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

リニューアルしたホームページはお楽しみいただけておりますでしょうか。

リニューアルに向けて作業していると、知らないカタカナ語がいっぱい出てきて

その都度「?」と思いながら聞いたり、調べたりしていたのですが、その中で

個人的にお気に入りワードが「デフォルト」。

いわゆる「初期状態」ということなのですが、言葉の響きがかっこいいな~と

思い、最近は何かあればこのワードを使おうとしています。

例えば我が家にはもうすぐ2歳の男の子がいるのですが、

「大きな栗の木の下で」という歌を踊る時、「あなたとわたし~」の

歌詞のところで自分の顔を指差す時、必ず彼は指を鼻の穴に突っ込むのです。

もう百発百中。指が回転しちゃってます。

そこで「ああ、これは彼の中でデフォルトなんだな…」と思うわけです。

すみません、余談でしたが、当社にもデフォルト状態の人々がいます。

そうです。新入社員のみなさん。高松のブログにもありますように、

先日入社式が行われ、今は研修の日々を過ごしております。

こちらは料飲研修の様子です。宴会場でグラスやコーヒーを注いだり、

下げたり。「もっと足を踏み込んで」「トレーがお客様に当たらないように」

と一度にたくさんの事を言われてみんなびっくりしていましたが、サービスマン

の第一歩を踏み出し、緊張の中にもとてもいい表情をしていました。

続いてこちらはフロントスタッフの指導のもと、接客の基本であるお辞儀や

歩き方の練習をしている様子です。みんな真剣。初々しいです。

今はデフォルト状態な彼らですが、これからどんどん先輩社員と一緒に

仕事をする中でカスタマイズされて、進化して行くことでしょう。

皆様もホテルにお越しになられた際に、ぎこちないフレッシュな彼らを

お見かけした時は、ぜひお声をかけていただければと思います。

 

 

 

高松Googleインドアビュー撮影につきまして

皆様はじめまして。JR四国ホテルズ事業統括部のムラカワと申します。

この度、ホームページのリニューアルにあわせてこちらの総合ページでもブログを開設する事になりました。各ホテルの様子や観光などさまざまな情報をお届けしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、このホームページのリニューアルに際して私ムラカワが各ホテルの画像の撮影を担当させていただきました。今回はタイトルにもありますように、Googleインドアビューの撮影についてレポートしてみたいと思います。

Googleインドアビューとは、Googleストリートビューと同じように屋内をぐるっと見渡せるサービスです。インターネットで、いつでもどこでもマウスひとつでぐるりと室内が見渡せるので、まるでその場所にいるような感覚をお楽しみいただけます。

撮影方法なのですが、まず使用するカメラが特別なもので写真にもありますようにレンズがまる~く膨らんでいるのがおわかりになりますでしょうか。

 

写真のように三脚を使って、3回ほどに分けてカメラを一周させて撮影します。レンズが丸くなっていて一度でかなり広範囲に写るので、我々スタッフはカメラマンの背後をひたひたと影のように付いて回ったり、しゃがみ込んだりなかなか気が抜けません。はたから見るとけっこうシュールです。これを部屋の入り口、中央、窓際…と何箇所も繰り返します。フラッシュを焚くと画像が繋がらないので使えません。撮影ポイントもまっすぐ進んだように見せるために細心の注意を払います。デジタルなようでアナログな部分がたくさんある繊細な作業でした。また、この撮影が出来るのは厳しい規定を満たし、Googleから認定されたカメラマンのみだそうです。

今まで知らない世界を少し覗けて個人的にはとても楽しい撮影でした。こんな感じでがんばって撮影しましたので、ぜひぐるぐる回るスタッフの姿を想像しながら楽しんでご覧いただけるとうれしいです!

 

 

 

宇和島撮影につきまして

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。

今回も続いて撮影のお話です。2月の中旬頃にJRホテルクレメント宇和島に日帰りで撮影に行って来ました。途中内子あたりで雪がどっさり積もっていたので、どうなる事やらと不安だったのですが、到着したらお天気も快晴で絶好の撮影日和になりました。

ご覧下さいこの青空!2月なのにコートもいらないくらいでした。

宇和島に行くのは今回が初めてだったのですが、宇和島のあたたかい雰囲気にぴったりなとても素敵なホテルでした。今年で開業20周年を迎えるクレメント宇和島はどこも手入れが行き届いており、代々のスタッフのみなさんが大切にメンテナンスをされてきたのがよく伝わります。

ムラカワが個人的に特にお気に入りのカットがこちらです。2階ロビーから撮影しました。階段と手すりのラインがとても素敵で見ていて飽きませんでした。今回リニューアルしたホームページでは撮りおろした写真をたくさん載せていますのでぜひのぞいてみて下さいね。

そして帰りにロビーにいた宇和島名物牛鬼さんに一目ぼれ、結果お買い上げ!ホテルマンは「笑顔」が命。牛鬼さんからたくさん元気をもらえそうです。お昼にはきさいや広場で鯛めしもいただき、色んな意味で大収穫の1日でした。次回はお休みの時にゆっくり宇和島探検をしたいと思います。皆様もぜひ宇和島へお越し下さいね。

 

 

防災センターの方からお便りです

皆様こんにちは。事業統括部のムラカワです。ムラカワは普段は高松駅前のJRホテルクレメント高松でお仕事をしております。ホテルが職場だと面白いものでフロントやレストラン、宴会場の他にも皆様の目にふれないような裏方のお仕事もあるんです。その一つが「防災センター」という部署です。防災センターの方はホテル全体の管理や修繕を一手に引き受け、日々お客様やホテルスタッフのために24時間365日ホテルに詰めて働いてくれています。この前なかよしのおじさまと「ブログを始めるよ」と世間話をしていたら、「こんな事があった」とお便りを寄せてくれたので皆様にもぜひご紹介したいと思います。

「バルブが固い。見てもらえますか」ベーカリーから調理長じきじきの電話です。「ベーカリでバルブ?」何のことやら要領を得ぬまま行ってみると、「パンの発酵に一番良い温度にするために、温水と冷水のバルブを調整してるんです。細かく細かくね。機械にまかせてたら温度のバラツキが大きくて」とのこと。
 空調は、センサーからの情報で温水・冷水の流量を電動弁で制御して一定の温度をキープしています。でも、それでは酵母さんのご機嫌が良くないということです。「プロって凄い!ここまでするんですね」と感嘆。あのキメの細かい食べ飽きないパンの秘密の一端を覗き見た思いでした。
 
 夕方、マリンライナーに駆け込むと斜め横には中年のご婦人が二人。岡山なまりです。ツバの広い帽子にスニーカー、春の讃岐路を心ゆくまで楽しまれた様子。「あ、これこれ」とリュックから二人がそれぞれに取り出したのは見慣れたベーカリーの袋、しかも大きな袋です。家族へのお土産でしょうか。高松名物のうどんでも固い煎餅でもなく、わざわざホテルに寄っていただいたのが嬉しい。「これなのよねー」と、まずブルーベリパンを一気に、次はメロンパン。横で見ている私までも満ち足りた幸せな気分になります。
「こんなに人を幸福にできる仕事って素晴らしい,いいお仕事ですねぇ」と心の底から思ったものでした。
いかかでしたか。防災センターの方はもちろん、ベーカリーの方もプライドを持って真剣に仕事に取り組んでおられる姿勢が伝わって来たのではないでしょうか。ムラカワも日々一つ一つの仕事にきちんと向き合わねばと教えられました。これからも機会を見つけてホテルの色んなお仕事をご紹介したいと思います。